飲んでみたい秋田の地酒 蔵元を訪ねて
秋田は古くから酒作りが盛んで「酒の国・秋田」と言われておりす。秋田には33の蔵元がそれぞれがこだわりの酒造りをしてます。
「米の秋田は酒の国」と言われる地酒の酒蔵元を訪ねてみました
「福禄寿」の蔵元では332年の歴史と経験で個性ある酒造りをしている
酒造りには珍しいとされている硬水でカルシウムイオンやマグネシウムイオンなど
多量に含み無色透明で舌触り爽やかな酒です。
飲んでみたい秋田の地酒は「飲んで旨い美味しい地酒」と云います。
福禄寿酒造の一押しの地酒を味わって成程納得でしょうかね。
秋田の地酒 福禄寿 蔵元
福禄寿酒造の上酒蔵は18世紀末に建てられた土蔵造りの酒蔵は
構造は単純にして豪快、力強い印象で秋田の酒蔵の原型と評価されています
また下酒蔵は19世紀初期に建てられた酒蔵です。
規模や外壁のデザインは上酒蔵とほぼ同じですが構造がわずかに異なります。
福禄寿酒造株式会社[福禄寿]
福禄寿酒造の敷地は500年続くことで有名な朝市通りの南入口の
角地に建つため、酒蔵のレンガ壁と銘柄が彫りこまれた看板は
町内の代表的な町並景観を形づくっています。
建物の方は平成8年に上酒蔵・下酒蔵・事務室・住宅の4ヶ所が、
全国登録有形文化財として指定されました。
正面入口を入りますと右手に事務室その奥に住宅、
事務室を横切って正面に上酒蔵入口を通り下酒蔵へと続きます。
蔵を漂う芳香と独特のたたずまいの中に立てば、
どこからか昔の蔵人たちの立ち働くさざめきが聞こえてくるような気がします。
福禄寿酒造が大切にしているのは「地域性」です。
原料米は地元の酒米研究会が大切に育てた酒米を使用します。
仕込み水として使用するのは地下から湧き出る清冽な水です。
初代彦兵衛が酒造りをはじめて以来、この地下水で酒を醸し続けています。
その水質は、酒造りには珍しいとされている硬水です。
カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどを多量に含み、
無色透明で舌触り爽やかになります。
社長である渡辺康衛さんによると「日本酒の味は水によって変わってきます。
軟水は搾りたての生酒が合いますが、硬水は熟成させた方が味の乗りが良い。
だから当社では生酒が少ないんです」。
原料となる米や水に合った温度管理や貯蔵方法を試行錯誤しながら、
目標の味に近づけているのです。
社長の渡辺康衛さんの思い
日々「愉しい酒」を目指し酒造りに精進しております。
ひとつひとつ丁寧に手造りで造ることを柱とし、
手造りでやらなければいけない行程と、
機械に任せた方が効率よくまた正確にいく行程など、
その年ごとの経験を踏まえ当蔵にあった製法で造っております。
お客様へお届けするまでのお酒の管理に一番気を使い、
お酒の処理方法も特定名称酒は瓶殺菌・瓶貯蔵とし、
5℃以下での冷蔵庫保管にしております。
先に述べた「愉しい酒」と「楽しい」とは違う、
飲んでいただく方への心から愉しんでいただきたい思いと、
蔵人の心から愉しむ酒造りへの想いを会社理念として日々努力しております。
秋田山内杜氏 一関 仁さんの思い
歴史ある蔵で伝統を守り酒質を保ってきた先代、
先輩達は試行錯誤の連続であったろうと思います。
私も現代の消費者にはどんな酒が良いのか常に考えています。
今私達が取り組んでいる事、それは原点に戻り
「米の旨味を十分に引き出した酒」を造ること。
そのため酒造りの基本である、1に麹、2に酛、3に造りを
しっかりと行ない十分に目の行き届いた管理で酒造りを行なっています。
その一環として特定名称酒はすべて瓶燗貯蔵にて管理しています。
こだわりがぎっしりと詰まった「福禄寿」の酒をぜひご賞味ください。
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②福禄寿酒造 |
③福禄寿酒造 |
④福禄寿酒造 |
福禄寿酒造 大吟醸 福禄寿 720ml
福禄寿酒造 一白水成 720ml 福禄寿酒造 益々繁盛 4500ml
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