秋田の地酒新政酒造 瑠璃 美山錦の蔵元を訪ねて
新政酒造株式会社[新政]を訪ねて
嘉永5年、初代佐藤卯兵衛(さとううへえ)により、
秋田市中心地を流れる旭川のほとりで創業した蔵元が「新政酒造」。
当初は「やまウの酒」と親しまれていましたが、
明治政府による施策の大綱「新政厚徳」の発表を機に、
酒名を「新政(しんせい)」と命名。
その後、秋田市長、井上廣居氏の進言により
「あらまさ」と改めました。
中興の祖である五代目佐藤卯兵衛の時代、
全国新酒鑑評会において連続の首席を獲得。
超高度精白の実践、長期低温発酵法の確立、
そして現在最古の清酒酵母となった
「きょうかい6号酵母」を誕生させるなど、
秋田の酒造りのみならず、日本酒製造技術の近代化
、とりわけ吟醸酒製法の確立におい、
多大な功績を残した名蔵です。
きょうかい酵母とは
五代目佐藤卯兵衛が、
その酒造技術を完成させつつあった頃、
大阪大学の後輩であった国税庁技術者・
小穴富司雄(おあな・ふじお)氏の手により、
新政のもろみから、優良酵母が採取される運びとなりました。
これが「きょうかい6号酵母」です。
「きょうかい酵母」とは国税庁の麾下の研究機関
「国立醸造試験場」が主に採取 認定した酵母のことです。
酵母の実際の培養と販売については、
外郭団体として設立された公益法人
「日本醸造協会」が行います。
このため「きょうかい酵母」という名前がついています。
つまるところ「国家認定酵母」と
言い換えることができるでしょう。
「きょうかい酵母」は現在、19号まで存在しておりますが、
初期の1号から5号、また12号(浦霞酵母)は、
前述のとおり亡失扱いとなっています。
このため「きょうかい6号」は現役としては
最古の市販清酒酵母となります。
協会系の酵母は、日本醸造協会に一覧があります。
参考:日本醸造協会(酵母の供給)
新政酒造のポリシー
日本酒は酸化を防いで保管される必要があります
(例えばワインでは「亜硫酸塩」をはじめとした
酸化防止剤が使われますが、
日本酒では用いることはできません)。
日本酒の生酒や吟醸酒など、
フレッシュさや繊細さが魅力である酒については、
特に酸化に気を使う必要があります。
一般的に、こうしたいわゆる「冷酒」向きのお酒は、
開栓前後にかかわりなく冷蔵庫で保管し、
開栓後はすみやかに飲みきることをおすすめします。
このため新政蔵では酒質管理の観点から
ほとんどの酒を四合瓶(740ml)で販売しています。
No.6 ナンバーシックス
新政の唯一の定番生酒。
6号酵母の魅力をダイレクトに表現することを目的に
醸造されるラインが「NO.6(ナンバーシックス)」です。
本来、日本酒の生酒は冬の新酒から翌年の春先まで、
つまり気温が低い時期のみ出荷するのが妥当といえる。
無殺菌で酵素も失活されていない日本酒の生酒は、
6度以下、つまり冷蔵庫の中でしか品質を維持できない。
このため温暖期における出荷は、
変敗リスクが高いため、
避けられてきたのである。
しかし「NO.6」は蔵内でのマイナス5度以下の貯蔵管理体制、
そして厳選された銘酒専門店のみで販売することで、
鮮度の高い生酒、それも市場においてもたいへん
珍しい生酛純米の生酒を、
通年でお届けすることを可能にしているのです。
嘉永5年、初代佐藤卯兵衛(さとううへえ)により、
秋田市中心地を流れる旭川のほとりで創業した蔵元が「新政酒造」。
当初は「やまウの酒」と親しまれていましたが、
明治政府による施策の大綱「新政厚徳」の発表を機に、
酒名を「新政(しんせい)」と命名。
その後、秋田市長、井上廣居氏の進言により
「あらまさ」と改めました。
中興の祖である五代目佐藤卯兵衛の時代、
全国新酒鑑評会において連続の首席を獲得。
超高度精白の実践、長期低温発酵法の確立、
そして現在最古の清酒酵母となった
「きょうかい6号酵母」を誕生させるなど、
秋田の酒造りのみならず、日本酒製造技術の近代化
、とりわけ吟醸酒製法の確立におい、
多大な功績を残した名蔵です。
きょうかい酵母とは
五代目佐藤卯兵衛が、
その酒造技術を完成させつつあった頃、
大阪大学の後輩であった国税庁技術者・
小穴富司雄(おあな・ふじお)氏の手により、
新政のもろみから、優良酵母が採取される運びとなりました。
これが「きょうかい6号酵母」です。
「きょうかい酵母」とは国税庁の麾下の研究機関
「国立醸造試験場」が主に採取 認定した酵母のことです。
酵母の実際の培養と販売については、
外郭団体として設立された公益法人
「日本醸造協会」が行います。
このため「きょうかい酵母」という名前がついています。
つまるところ「国家認定酵母」と
言い換えることができるでしょう。
「きょうかい酵母」は現在、19号まで存在しておりますが、
初期の1号から5号、また12号(浦霞酵母)は、
前述のとおり亡失扱いとなっています。
このため「きょうかい6号」は現役としては
最古の市販清酒酵母となります。
協会系の酵母は、日本醸造協会に一覧があります。
参考:日本醸造協会(酵母の供給)
新政酒造のポリシー
日本酒は酸化を防いで保管される必要があります
(例えばワインでは「亜硫酸塩」をはじめとした
酸化防止剤が使われますが、
日本酒では用いることはできません)。
日本酒の生酒や吟醸酒など、
フレッシュさや繊細さが魅力である酒については、
特に酸化に気を使う必要があります。
一般的に、こうしたいわゆる「冷酒」向きのお酒は、
開栓前後にかかわりなく冷蔵庫で保管し、
開栓後はすみやかに飲みきることをおすすめします。
このため新政蔵では酒質管理の観点から
ほとんどの酒を四合瓶(740ml)で販売しています。
No.6 ナンバーシックス
新政の唯一の定番生酒。
6号酵母の魅力をダイレクトに表現することを目的に
醸造されるラインが「NO.6(ナンバーシックス)」です。
本来、日本酒の生酒は冬の新酒から翌年の春先まで、
つまり気温が低い時期のみ出荷するのが妥当といえる。
無殺菌で酵素も失活されていない日本酒の生酒は、
6度以下、つまり冷蔵庫の中でしか品質を維持できない。
このため温暖期における出荷は、
変敗リスクが高いため、
避けられてきたのである。
しかし「NO.6」は蔵内でのマイナス5度以下の貯蔵管理体制、
そして厳選された銘酒専門店のみで販売することで、
鮮度の高い生酒、それも市場においてもたいへん
珍しい生酛純米の生酒を、
通年でお届けすることを可能にしているのです。
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