秋田の地酒 那波商店 銀鱗 蔵元を訪ねて









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那波商店[銀鱗]蔵元を訪ねて

那波商店は文化4年当時秋田藩御用達商人であった
那波三郎右衛門裕生が、藩主佐竹義和候の命により、
藩の軽輩、小禄者の内職の道を開くために、
桑樹が自然山林に生殖していることに
着目して蚕糸織絹の業を試み、
また藩命によって酒造方御試所を設けたことに始まります。

裕生は絹方の支配人となり機業場を建築し
父子三代に亘って盛衰を繰り返し、
私費を投じて織立法を工夫し
今日の秋田畝織や秋田八丈創出に貢献しました。

さらに明治四年に酒造方御試所の経験に基づき、
文政1三以来居を構えた大町川畔に本店及び直売所を設け、
土崎の地に酒造業を起こし引き続き醤油味噌の醸造を始めました。

大正五年に呉服太物業を始めることになり
本店隣に呉服店舗を新築すると主に、
既存の酒、醤油味噌醸造業等の販売もあわせて承継し、
法人経営として資本金10万円をもって
株式会社那波商店を設立いたしました。

当時としては世人に先駆けての法人経営に
切り替えたことは画期的なことでした。

また那波商店の升屋という商号ですが、
武家の出であった初代裕恵が
播州赤穂郡那波浦で商業に従業し、
二代友悦(1582~1640)が京都に進出し、
三代久誠が屋号を升屋としたことが始まりです。

また升屋は播州の郡名でもありました。
つまり那波商店の創業は400数年前に翻ると申しても
失当ではないかもしれません。

那波商店最大の遺産は、
花岡正庸設計によって昭和三年に完成した
コンクリート造りの蔵です。

最新の精米機を備え、
洗った大桶を屋上に吊り上げて乾燥させる
ウィンチを取り付けました。

当時は土蔵と水車の精米と人力に頼っていたのが
大半の酒蔵でしたので、
羨望の的となり県内外から多くの
見物客を集めたものでした。

那波商店        コンクリート造りの蔵
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今なき「花岡先生の部屋」で休む暇もなく
指導された秋田流酒造法は
後世まで連綿と伝えられるでしょう。

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山廃純米吟醸 ぎんりん 1.8L  那波商店 銀鱗 純米酒 こまち美人 720ml

色白でもの静かな秋田美人。
心は優しく暖かみのある美人が秋田に多いのは、
四季の喜びをしっかり感じ自然豊かな風土に暮らす
生活と自然の恵みが生み出しているのでしょう。

秋田県の米処大潟村戸堀農場にて契約栽培している酒造好適米
「秋田酒こまち」を100%使用し田園からの
恵みのお米を純米酒として醸し出します。

また28BYより蔵付き分離酵母『しろがねK87』を使用し、
白桃や白ブドウのような甘酸っぱさを加え、
旨味と酸味の絶妙なバランスを表現しております。

飲み飽きしない口当たり。
黄金色の田園風景を想い描き、
秋田美人をとなりに一緒に飲みたいお酒です。


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銀鱗-株式会社那波商店
②那波商店
銀鱗-株式会社那波商店
③那波商店











       
那波商店 純米 こまち美人 1.8L  那波商店 銀鱗 大吟醸 いちうろこ 呑舟 720ml



     

和ぞうすい【レギュラータイプ】
1セット(36袋入:6種類×各6袋)




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